木村は世界的ヒットアニメを多数発表した宮崎駿監督の作品に自作曲を提供、大ヒットを生んだ歌手･作曲家。 中川は現代音楽作曲家、CM音楽作家として活躍を続ける。 オーソドックスなスタイルだが中川の音楽性が作品に新たな光を当てている。 日本を代表するCM音楽制作会社Mr Musicのスタジオで収録。

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｜ Artist Message  -  木村 弓 

　２０年ほど前に「鳥の歌 / 永遠のパブロ・カザルス」（BBC制作）というビデオに感動して以来、私の大好きな歌の一つになりました。 闇の中に現れた眩い光を見て鳥たちは祝いに集うというこの民謡は、ライアーの弾き語りでよく歌わせていただいてきました。（「空も海も風も」アルバムにも収録。）

    今回一倉宏さんが書きおろされた日本語詞で、中川のピアノとで「鳥の歌」を、というお誘いに喜んですぐに快諾させていただきました。「鳥の歌」を愛する方々とご縁をいただけましたことを、またこれからも、さらにそのご縁が広がっていくかもしれないことを心からうれしく思っています。

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　カザルスが提示しようとした精神に寄り添って、原曲のもつイメージからそれほど逸脱することなく、その立ち位置から観える世界を、一倉さんの味わい深いシンプルな日本語の言葉にのせて表現できればと思いました。

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　CM音楽制作会社・ミスターミュージックではクリケットスタジオを提供くださり、スタッフの方々が全面的に協力してくださいました。 またピラミッドフィルムからは数人の方々が撮影隊として、やはりボランティアで来てくださいました。 皆さんの善意のなかで進められたこのような企画に参加させていただけたことを本当に有り難く思っています。

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　このカタロニアに伝わる名曲の演奏をとおして、みんなで平和への祈りを紡いでいこうというこのプロジェクトには大変共感を覚えます。今後もさらに良い形で発展していけばと楽しみにしています。